長倉穣司 (トランペット奏者) Webサイト

ブレスの練習

2015年09月05日

こんにちは、生徒1号です。
前述の通り、長倉先生の私へのレッスンでは、先生作のメソッドに加えて色々な練習を取り入れています。

(それほどダメな部分の根が深いということなのですが。。泣)

まずはこちら
ブレスバッグ

トランペットを吹くために必要な「吸う」「吐く」をスムースに行うための練習道具「ブレス・バッグ」です。

トランペットに息を入れる動作は、滞りなく行うことが重要とアタマの中ではわかるのですが、実際の演奏では得てして歪みやリキみが出てしまいます。

かと言って、楽器を構えたり深呼吸の繰り返しで吸う・吐くを繰り返せば、すぐに過呼吸状態になり、目眩が起きたり気分が悪くなってしまいます。
この道具を使うことで、自分の吐いた息を吸い直すことができ、これらの状態を防ぐことができます。
医療用でも過呼吸状態の患者に同じような器具を使いますが、これは管楽器練習用に特化したブレス・バッグで、先生に紹介されてDACで購入しました。

いずれメソッドでも、動画を使ってこの器具を使った練習を紹介しようと思いますが、いま私が行っているルーティンは…

四分音符=60のテンポでメトロノームをかけ
・4拍で吸う、4拍で吐く
・1拍で吸う、4拍で吐く
・4拍で吸う、1拍で吐く
・1拍で吸う、1拍で吐く
というものです。

吸う息の量、吐く息の量は、それぞれリキみが発生しない程度、言うなれば限界の7〜8割程度に抑えます。

それぞれのパターンで、吸うと吐くの切り替え時に滞りが起きないよう注意しながら、練習を繰り返します。

時間があるときや、自分で納得できない時は、2拍で吸う・吐く練習を追加したりもします。

吐く際の注意点としては、無理をかけて体内の空気を押し出すのではなく、溜息をつくように、何もしないでも息が出ちゃったといった感覚を重視します。(ここを言葉で表現するのが難しい。。)

ここをクリアしたのちにマウスピースを使った練習に移りますが、ブレス・バッグ練習で得た感覚は、その日の練習がすべて終わるまで忘れずにキープします。



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