長倉穣司 (トランペット奏者) Webサイト

3 必要最小限の力

バズィングの部分に多くの頁を費やしましたが、それはバズィングの部分で述べてきた考え方が、最初に述べた「効率よく音を出すための大原則」である「必要最小限の力で吹く」ための、大変重要な出発点であるからです。これが以後のウォームアップの過程、ひいては演奏をする上での原則となるのです。その重要さを強調するため、「余計な力」、「必要最小限の力」についてもう少し述べてみます。