ブレスはすでにバズィングをするところからかかわってきますが、バズィングの部分の文量が多くなってしまったのでこのパートで述べることにします。

ブレスについて、巷で色々な理論が語られています。どれも正解であり、一聴に値するものであろうと思います。それはそれとして、ここではシンプルに、必要な時必要なだけ吸う、としたいと思います。腹式とか胸式といったことにはあまりとらわれなくてよいのです。吹こうとするフレーズの長さや音量に見合う量のブレスをとればよいのです。

一つ注意としては、吸った後は止めずに吐くことが大事です。振り子やゴルフのスィングのように、行って帰る間に止まっている時間があってはいけません。これも余計な力が入らないためのコツです。

息を吐くときは、風船の中の空気が、風船の口を開放して圧力で自然に出ていくような出し方が理想です。風船がしぼむときは、風船自体の張力でしぼむのであって、外から力を加える必要はありません。楽器で音を出すときの息も同じで、ため息をつくときのように吸った息が自然に出てくる勢いを利用するのが理想です。不要に息を絞り出すような力は必要ありません。

また、楽譜「ウォーミングアップ」にも注意書きがあるように、「テンポで吸う。」ことが重要です。それはテンポ感のみならず、音の出だしを作り、トランペットらしい音作りに影響していきます。


長倉穣司 (トランペット奏者) Webサイト

4-(6) ブレスについて

ブレスはすでにバズィングをするところからかかわってきますが、バズィングの部分の文量が多くなってしまったのでこのパートで述べることにします。

ブレスについて、巷で色々な理論が語られています。どれも正解であり、一聴に値するものであろうと思います。それはそれとして、ここではシンプルに、必要な時必要なだけ吸う、としたいと思います。腹式とか胸式といったことにはあまりとらわれなくてよいのです。吹こうとするフレーズの長さや音量に見合う量のブレスをとればよいのです。

一つ注意としては、吸った後は止めずに吐くことが大事です。振り子やゴルフのスィングのように、行って帰る間に止まっている時間があってはいけません。これも余計な力が入らないためのコツです。

息を吐くときは、風船の中の空気が、風船の口を開放して圧力で自然に出ていくような出し方が理想です。風船がしぼむときは、風船自体の張力でしぼむのであって、外から力を加える必要はありません。楽器で音を出すときの息も同じで、ため息をつくときのように吸った息が自然に出てくる勢いを利用するのが理想です。不要に息を絞り出すような力は必要ありません。

また、楽譜「ウォーミングアップ」にも注意書きがあるように、「テンポで吸う。」ことが重要です。それはテンポ感のみならず、音の出だしを作り、トランペットらしい音作りに影響していきます。