長倉穣司 (トランペット奏者) Webサイト

4-(7) フィンガリングについて

ゆっくりなフレーズを演奏する時、ピストンの上げ下げまで遅くなってしまう人がいます。御承知のとおり、通常の演奏ではハーフバルブの状態で音を出すことはないので、ピストンは厳格に押すか離すかの状態にするべきです。

ロングトーンの練習時など、音を変えるときにはすばやく指を動かすことが重要です。イメージとしてはピストンを指で叩くくらいです。

すばやいフィンガリングは、きれいなスラーを作ります。

トランペット・イメージ